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モテたい男の研究室

男性のスキンケア入門|清潔感を作る3ステップと選び方

モテたい男の研究室

この記事を読むと、男性が清潔感のある肌を作るために本当に必要な手順が「洗う・保湿する・紫外線を防ぐ」の3つだけだとわかり、それぞれの回数・量・製品の選び方の目安がつかめます。内容は日本皮膚科学会が公開している皮膚科Q&A(にきび・日焼け)と、環境省の紫外線環境保健マニュアルをもとにしています。高い化粧品を揃えるより、やりすぎをやめるほうが効果が出やすい分野です。

この記事の要点

  • 洗顔は1日2回が目安。泡立てて手で優しく洗い、十分な水ですすぐ(日本皮膚科学会)
  • テカリが気になっても1日5〜10回洗う必要はなく、過度な洗顔は炎症を悪化させる
  • 洗顔後に乾燥するなら保湿剤を併用。にきびが出やすい人は「ノンコメドジェニック」表示を目安に
  • 日焼け止めは日常生活でSPF5・PA+、軽い屋外活動でSPF10・PA++が目安。塗る量は顔で真珠2個分
  • にきびが続く・悪化するときは化粧品で対応せず皮膚科へ

スキンケアは「洗う・保湿する・防ぐ」の3ステップで足りる

スキンケア製品は種類が多く、何を揃えればいいか迷いがちです。日本皮膚科学会のQ&Aに沿って整理すると、肌の清潔感を保つために必要なのは洗顔・保湿・紫外線対策の3つに集約されます。美容液やパックは、この3つが安定してから検討しても遅くありません。

男性の肌の悩みで多いのは「テカリ」「乾燥によるごわつき」「ひげ剃り後の赤み」「にきび」です。これらはいずれも、洗いすぎ・保湿不足・紫外線のどれかが関わっています。手順を増やすより、まずこの3つを毎日同じ量でこなすことが近道です。

チェックリストのイラスト
洗う・保湿する・防ぐ。この3つを毎日同じ手順で続けることが、製品選びより効く

ステップ1 洗顔:1日2回、泡で優しく、こすらない

日本皮膚科学会(にきびQ18)は、にきびは不潔だからできるわけではないとしたうえで、余分な皮脂や汚れを落とす洗顔は毎日必要だと説明しています。回数は1日2回が目安で、1日に5〜10回も洗う必要はなく、過度な洗顔は炎症を起こしてにきびを悪化させると明記しています。

洗い方は、洗顔料をよく泡立てて、手で優しく洗い、強くこすらず、十分な水で洗顔料を残さず洗い流す、という手順です。テカリが気になる人ほど、ゴシゴシ洗って皮脂を取りきろうとしがちですが、それが乾燥と炎症の原因になります。朝は水かぬるま湯だけでも構いませんが、夜は洗顔料を使って1日の汚れを落としてください。

  1. ぬるま湯で顔を濡らす

    熱いお湯は乾燥の原因。手で触って熱くない温度にする。

  2. 洗顔料をよく泡立てる

    泡立てネットを使うと手早い。泡をクッションにして肌をこすらない。

  3. 皮脂の多い額・鼻から洗い、頬は短く

    頬や目のまわりは乾燥しやすいので、泡をのせる程度にする。

  4. 十分な水で洗い流す

    生え際・あご下・耳の前に泡が残りやすい。鏡で確認する。

  5. タオルで押さえるように拭く

    こすらない。そのまますぐに保湿へ。

ステップ2 保湿:洗顔後すぐに、乾燥する人は必ず

同学会(にきびQ18・Q25)は、洗顔後に乾燥が気になる場合は保湿用の化粧品や保湿剤を併用すること、化粧水などによる基礎化粧は習慣があれば行ってよいことを示しています。にきびが出やすい人には、基礎化粧品と保湿剤に「ノンコメドジェニック」または「ハイポコメドジェニック」と明記されたものを勧めています。これは、にきびのもと(コメド)を作りにくいことを試験で確認した表示です。

男性向けの製品は「化粧水と乳液が一体になったもの」が多く、最初はそれで十分です。量は製品の表示に従い、顔全体に薄く伸ばします。ひげ剃り後は肌が傷ついているので、刺激の少ないものを選び、しみる製品は使い続けないでください。

「さっぱり」「オイルフリー」と書かれた製品でも、保湿力が足りなければ乾燥します。洗顔の1時間後に頬がつっぱるなら、保湿が足りていないサインです。

ステップ3 紫外線対策:日常はSPF5〜10、塗る量と塗り直しが大事

同学会の日焼けQ&A(Q13)は、サンスクリーン剤(日焼け止め)の目安として、日常生活ならSPF5・PA+、軽い屋外活動やドライブならSPF10・PA++、晴天下のスポーツや海水浴ならSPF20・PA+++で耐水性のあるもの、と段階を示しています。SPFの数字が高いほど成分が濃い傾向があるため、状況に合った強さを選んでしっかり塗るほうがよいとしています。

見落とされがちなのが塗る量です。同Q&Aは、SPFやPAの表示は1cm²あたり2mgで測定されており、実際には必要量の約3分の2しか塗られないことが多く、その場合は効果が半分程度に落ちると説明しています。顔なら真珠2個分を全体に伸ばし、約3時間ごとに塗り直すのが確実だとしています。塗り忘れやすい部位として、うなじ・耳たぶ・首・手の甲が挙げられています。

環境省の紫外線環境保健マニュアルも、紫外線の強い時間帯を避ける・日陰を利用する・日傘や帽子を使う・サングラスをかける・日焼け止めを上手に使う、といった対策を並べています。日焼け止めは、その中の1つという位置づけです。

場面目安(日本皮膚科学会)補足
通勤・買い物など日常生活SPF5・PA+毎日塗るなら軽いもので十分
軽い屋外活動・ドライブSPF10・PA++昼の部に出かける日など
晴天下のスポーツ・海水浴SPF20・PA+++(耐水性)3時間ごとに塗り直す
熱帯地方での屋外活動SPF30以上・PA+++落ちにくいものは夜にクレンジング

製品の選び方:表示で見る3つのポイント

銘柄で選ぶより、表示で選ぶほうが失敗しません。確認するのは次の3点です。

  • 洗顔料:泡立ちがよく、洗い上がりにつっぱらないもの。にきびが出やすいならにきび用の表示
  • 保湿剤:乾燥しやすい人は「しっとり」寄り。にきびが出やすい人は「ノンコメドジェニック」表示
  • 日焼け止め:日常はSPF5〜10・PA+〜++。落ちにくいタイプは夜に洗い落とせるか確認
  • どれも、初めての製品は腕の内側で1日試してから顔に使う
  • バーに行く当日に新しい製品を試さない(かぶれても戻せない)

価格と効果は比例しません。同学会(にきびQ13)は、化粧品と病院の薬の違いについても説明しており、にきびが続く場合は化粧品で対応し続けず早めに医療機関にかかることを勧めています。

ひげ剃り・テカリ・にきび:よくある3つの悩みへの対応

ひげ剃り後の赤みは、剃る前に顔を温めて毛を柔らかくし、剃った後にすぐ保湿すると落ち着きやすくなります。バーに行く日は出発の1〜2時間前に剃ると、赤みが引いた状態で入店できます。

テカリは、洗いすぎで皮脂が増える悪循環になりがちです。洗顔は2回までにして保湿を省かないこと、日中はティッシュで押さえる程度にすることが対策です。あぶらとり紙で何度も取りすぎるのも、同じ理由で避けます。

にきびについては、同学会は潰さないこと、睡眠や食事などの生活面にも触れつつ、症状がひどくなる前に皮膚科で治療できると説明しています。にきび痕が残ると化粧品では戻せないので、繰り返す場合は早めに受診してください。

よくある質問

  • 朝も洗顔料を使うべきですか?

    皮脂が多い人は使っても構いませんが、乾燥する人は朝は水かぬるま湯だけでも問題ありません。1日の合計は2回を目安にしてください。

  • 化粧水だけでも保湿になりますか?

    化粧水だけでは水分が蒸発しやすい人もいます。洗顔の1時間後につっぱるなら、乳液やクリームを足してください。

  • 日焼け止めは毎日塗る必要がありますか?

    日本皮膚科学会は、日常生活ならSPF5・PA+程度のものを目安としています。屋内で過ごす日は軽いもので十分で、屋外に長くいる日は強さを上げてください。

  • SPF50+を毎日塗れば安心ですか?

    同学会は、SPFが極端に高い製品は成分が濃い傾向があるため、状況に合った強さを選んでしっかり塗ることを勧めています。量と塗り直しのほうが効果に直結します。

  • メンズ用と女性用で違いはありますか?

    表示(ノンコメドジェニック・SPF・PA)で選べば、どちらでも構いません。香りや使用感の好みで選んで問題ありません。

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