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アダルトグッズの素材ガイド|シリコン・TPE・エラストマーの違いと選び方

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この記事を読むと、アダルトグッズの商品ページにある「シリコーン」「TPE」「エラストマー」「ABS」といった素材表示が何を意味し、柔らかさ・熱への強さ・洗いやすさ・ローションとの相性がどう違うのかがわかります。素材の性質は一般的な材料の話として説明し、お手入れの注意はメーカーが公式に案内している内容を引用します。初めての1本を選ぶときに、どの表示を確認すればよいかまで整理しました。

この記事の要点

  • 素材は大きく4系統:シリコーン/TPE・エラストマー(ゲル状)/ABSなどの硬い樹脂/金属・ガラス
  • 柔らかい素材(TPE系)は肌当たりがよい反面、熱と強い洗剤に弱い。TENGAは50度以上のお湯と強い酸性・アルカリ性洗剤を避けるよう案内
  • シリコーンは熱と薬品に比較的強く、洗いやすいとされる。シリコン系ローションとの相性に注意
  • コンドームの素材(天然ゴムラテックス/ポリウレタン)も違いがあり、ラテックスアレルギーの人はポリウレタンが案内されている
  • 初めてなら「素材名・防水・対応ローション」の3つが明記された製品を選ぶ

素材は4系統に分かれる:柔らかさと手入れのしやすさがトレードオフ

アダルトグッズの本体に使われる素材は、おおまかにシリコーン、TPE(熱可塑性エラストマー)とその仲間、ABSなどの硬い樹脂、金属・ガラスの4系統に分かれます。柔らかさの順に並べると TPE系 > シリコーン > 硬い樹脂 = 金属・ガラス で、一般に柔らかい素材ほど肌当たりはよく、そのぶん熱や薬品、経年の劣化には弱い傾向があります。

つまり「気持ちよさ」と「手入れのしやすさ・長持ち」はトレードオフです。どちらを優先するかで選ぶ素材が変わります。製品によっては、硬い樹脂の本体に柔らかい素材を表面だけかぶせたものもあり、その場合は柔らかい側の注意が当てはまります。

チェックリストのイラスト
商品ページで見るのは「素材名・防水・対応ローション」の3つ。表示がないものは避ける

シリコーン:熱と薬品に比較的強く、洗いやすい

シリコーン(シリコーンゴム)は、ケイ素を骨格にした合成ゴムで、一般に熱や薬品への耐性が比較的高く、表面がなめらかで汚れが落ちやすいとされる素材です。医療用の手袋やチューブ、調理器具などにも使われており、肌に触れる用途で広く採用されています。グッズでは、電動タイプの本体カバーや挿入用のアイテムに多く使われます。

注意点は2つです。1つは、シリコン系(シリコーンオイルを主成分とする)ローションとの組み合わせで、表面が変質することがあるとされるため、製品の表示で対応ローションを確認してください。もう1つは、表面に埃が付きやすいことで、使わないときは個別のポーチに入れて保管します。

TPE・エラストマー:肌当たりがよいが、熱と強い洗剤に弱い

TPE(熱可塑性エラストマー)は、ゴムのように伸び縮みするソフトな部分と、熱で柔らかくなるプラスチックの部分を組み合わせた素材で、「ゲル状の柔らかい素材」はこの系統であることが多いです。肌に近い柔らかさを出しやすく、カップ型やスリーブ型の製品の内側によく使われます。

弱点は熱と薬品です。TENGAは繰り返し使えるSPINNERのFAQで、「50度以上のお湯はゲル(透明の柔らかい部分)が劣化するおそれがある」「強い酸性・アルカリ性の洗剤はゲルが劣化するおそれがある」と案内しています。また、完全に乾かさずに保管するとカビの原因になるとしています。柔らかい素材同士を長時間密着させると表面がベタつくことがあるため、個別に保管してください。

「エラストマー」はゴムのように弾性のある材料の総称で、TPEはそのうち熱で成形できるものを指します。商品表示で「エラストマー」とだけ書かれている場合も、扱いはTPEと同じく「熱・強い洗剤・油に注意」と考えてください。

ABSなどの硬い樹脂、金属、ガラス:洗いやすく長持ち、肌当たりは硬い

ABS樹脂は、電動タイプの本体や持ち手によく使われる硬いプラスチックです。洗いやすく変形しにくい一方で、肌に当たる部分には柔らかい素材を組み合わせるのが一般的です。表面に傷が付くと汚れがたまりやすくなるので、落としたりブラシでこすったりしないようにします。

金属(ステンレスなど)やガラスは、洗いやすく、においが付きにくく、長持ちする素材です。ただし硬くて重いため、初めての人には扱いにくく、急な温度変化でガラスが割れることもあります。これらは2本目以降の選択肢と考えるのが安全です。

素材柔らかさ熱・薬品への強さ洗いやすさ向く人
シリコーン中比較的強い◎長く使いたい、洗いやすさ重視
TPE・エラストマー高弱い(50度以上・強い洗剤NG)△肌当たり重視、使い切り〜短期
ABSなどの硬い樹脂低普通◎電動タイプの本体
金属・ガラス低強い◎2本目以降、硬さが好みの人

コンドームの素材も2種類:天然ゴムラテックスとポリウレタン

グッズと一緒に使うコンドームにも素材の違いがあります。相模ゴム工業は公式FAQで、ポリウレタンは合成樹脂、天然ゴムラテックスは天然ゴムからできていて、天然ゴムにはラテックスアレルギーを引き起こす可能性があるため、ポリウレタンはゴム特有の匂いがなくラテックスアレルギーの人に勧めている、と説明しています。フィルム強度ではポリウレタンのほうが強いとも答えています。

オカモトも、天然ゴムラテックス素材はかゆみ・発赤・じんましんなどのアレルギー症状をまれに起こすことがあり、症状が出たら使用を中止して医師に相談するよう注意しています。グッズにコンドームをかぶせて使う場合も、この点は同じです。コンドームの選び方はコンドームの選び方とサイズの測り方で詳しく説明しています。

ローションとの相性:水溶性が最も無難

どの素材にも使いやすいのは水溶性(水ベース)のローションです。油性のもの(マッサージオイル・ベビーオイル・ハンドクリームなど)は、オカモトがコンドームの劣化・破損の原因になるとして接触を避けるよう案内しているほか、柔らかい素材のグッズも傷めやすいとされます。シリコン系ローションは長持ちする反面、シリコーン製グッズとの相性に注意が必要です。

相模ゴム工業は、自社のコンドームと自社の潤滑ゼリーの組み合わせは品質に影響がないことを確認していると答えています。グッズの場合も、メーカーが指定するローションがあればそれを使い、なければ水溶性を選ぶのが基本です。種類ごとの違いはローションの選び方にまとめています。

初めての1本の選び方:表示を3つ確認するだけ

  • 素材名が書かれている(「シリコーン」「TPE」など。「ソフト素材」だけの表示は避ける)
  • 防水の範囲が書かれている(丸洗い可/生活防水)
  • 対応ローションが書かれている(水溶性のみ、など)
  • 肌に触れる部分の素材と、本体の素材が分けて書かれているとなおよい
  • 洗い方・乾かし方・保管の説明がある

この3〜5点がそろっていれば、素材で大きく失敗することはありません。具体的な製品の比較は用途別ディルドの選び方や初心者向けアダルトグッズ入門、使い始めの進め方はカップルで初めて使うグッズの選び方を参照してください。

素材ごとの商品は、FANZA通販(DMM)でシリコーンやエラストマーのように素材名で検索すると、表示を見比べられます(18歳未満は利用できません)。〔広告〕

よくある質問

  • 「医療用シリコーン」と書かれていれば安心ですか?

    表示の基準はメーカーごとに異なり、統一された認証ではありません。素材名・防水・対応ローションが明記され、洗い方の案内がある製品かどうかで判断してください。

  • TPE製は何回くらい使えますか?

    決まった回数はありません。TENGAも「使用回数は使用状況により異なる」としています。変色・ベタつき・ひび割れ・匂いが取れないときが買い替えの目安です。

  • シリコーン製にシリコン系ローションを使うとどうなりますか?

    表面が変質することがあるとされます。製品の表示に従い、指定がなければ水溶性ローションを使ってください。

  • 金属やガラスは温めて使えますか?

    ぬるま湯で軽く温める程度にとどめ、熱湯や急な温度変化は避けてください。ガラスは割れるおそれがあり、金属は熱くなりすぎるとやけどの原因になります。

  • ラテックスアレルギーがある場合、グッズも注意が必要ですか?

    天然ゴムを使った製品やコンドームは避け、ポリウレタン製コンドームやシリコーン製グッズを検討してください。症状が出た場合は医師に相談を。

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